テーム・インパラ (Tame Impala) は、2007年結成オーストラリア、ケヴィン・パーカー(Kevin Parker)によるサイケデリックミュージックプロジェクトである。
僕がこの記事を書くにあたって、何より一番伝えたいTame Impalaの素晴らしさは何よりミュージックビデオ(以下MV)の素晴らしさである。
The Less I Know The Better
僕が好きなアーティストと出会う時は半数以上、深夜2時以降のYoutubeネットサーフィンで気持ちよくなっている時に突然出会う。
この、Tame Impala – The Less I Know The Better (Official Video)というMVを最初みた時、あまりのエロさと素晴らしさ、そして出演女優の可愛さに衝撃を受けた。
この動画には年齢制限が設けられており・・・。
そう、とてつもなくエロいんです。一筋縄ではそう簡単に見してくれないこのMVに若干の「焦らし」を感じながら、
それも規制がかかるような下品なエロではなく、おしゃれで、可愛くて、とにかく素晴らしいエロ。
物語はとある大学のバスケ部員とチアリーダー部員のイケナイ関係。
誰もいないロッカールームで始まる「行為」の気持ちよさに、快楽の世界へ彼をいざない翻弄する。そして、、、
と、言ったところでしょうか。
またアニメーションを多く使った演出や、謎の「ゴリラキャラクター」の登場による物語の展開も見ものである。
💡個人的な解釈にはなりますが、いわゆる彼女は毛深いのではないかと。
彼はその毛深さをも受け入れる愛と自分の好みではないという現実と戦い、打ち勝とうとする精神世界の物語なのではないかと思ったこともあるとかないとか。
Mind Mischief
この動画には年齢制限が設けられており・・・。
また年齢制限がかけられている動画を紹介してしまって、いったいこの記事は大丈夫なのか。と不安になるところですが、気持ちを折らずに楽しんでいただけたらと思います。。。
とある「男子高校」で授業をする美人教師。思春期の血気盛んな時期を「男子校」という閉鎖的空間で過ごしている中に現れた女神ともとれる美人教師は、生徒全員の目を釘付けにしていた。
一見プライドが高そうに見えるこの女性も、考えていることは「エロ」。一人の学生を自身の車で待ち合わせをし、その場で、、、
世の男の子ならだれもが憧れの美人教師との青春の思い出があるのではないだろうか。
そこまで得意ではない教科ではあるものの、その教師の授業になると普段の居眠りもお預け。必死に身体のラインを目で追っかけ頭の中ではめちゃくちゃにした思い出をもっているのは筆者だけではないはず。そんな妄想が現実となり、快楽と興奮に胸を昂らせ、そして最後にはちゃんと「オチ」が待っている。そんな「そんなん好きに決まってんだろ!」と夕日に向かって叫びたくなるこのMVを是非見てみて欲しい。
Let It Happen
このMVは年齢制限がかかっていない。が、しかし油断はしないで欲しい。「エロ」こそないが僕たちの深層心理に深くのしかかるような恐怖感がこのMVにはある。
空港会社で働くエリート会社員である主人公。原因はわからないが、主人公の男性は「突然死」をむかえる。
年齢や身なりからして家族や最愛の恋人がいてもおかしくない。いつもの日常だった仕事に突然の「死」が訪れ、焦りと不安と恐怖の中凄まじい体験をする。そんな男性が見る世界を忠実に再現したこのMVは作品としてとても素晴らしい。そして最後には・・・。
誰しもが一度は考えた事がある「死ぬ間際の体験」をテーマにした作品の中では特にリアルで生々しいこのMV。今までの体験や冷静でいたいのにいられない焦りの演出がトラウマを煽り、「怖いけどすごいものを見た」という感想で見応え十分である。
実際に死を自分が体験する際に、この世の執着や固定概念から「解放される」と聞いた事がある。その解放作業にかかる自信への負担はきっと執着や固定概念が大きければ大きいほど「苦しい」ものなのかもしれない。でも必ず最後には「解放」され、安堵と幸福の世界へ行く事ができる。のかもしれない。
また何より曲がいい。アップテンポでサイケデリックなサウンドは、まるで恐怖を感じないことがなによりも恐怖だとこのMVを見た後に思った。とカッコつけた事を書いたが、ただ単に英語で歌詞がわからないだけである。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ぜひ今回紹介した素晴らしいMVたちを入り口に、Tame Impalaの他の作品やアルバム作品を是非聞いて心地いいサイケデリックミュージックライフをてに入れてください。
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